働いたら負けという真理

f:id:tomonster:20180724211508j:plainこんばんはトミーです。


ひと昔前に、「働いたら負け」というセリフで話題になったニートの若い男性を覚えていますか?


掲示板などで話題になり、若者に対する批判や、こんな社会になってしまったと嘆く人など、人々の反応は様々でした。


私もずっとそのセリフが当初から気になっていて、自分なりにいろいろ考えたのですが、言葉少ない彼らニートが本当に伝えたかったのは「(やりたくもない仕事を、生きるためだと自分のやりたいことを諦めて奴隷のように)働いたら負け」ということだと勝手に解釈しています。


あの当時の若者は不況の状態しか知らず、親や周りの大人たちが大変な思いで、時にはやりたくない仕事をやっている姿しか見ていない人も大勢いたのではないでしょうか。


ひと昔前はバブルもあり、売り手市場で就職できない人はあまりおらず、入った会社で頑張るというのが目標だったと思いますが、その後の不況で就職することも難しくなり、とりあえず生活費を稼ぐということも全員ができるというわけではなくなりました。


たしかに働く場所を選ばなければお金は稼ぐことはできると思いますが、そのせいで過労死や自殺をしてしまったら何のために働いたのか分からなくなります。


今は少し経済状態も回復していますが、当時は不況真っ只中で、将来への希望を失っても仕方がないように思えます。


だからあの時就職しなかった人もそれなりの理由があったのではないかと思うんです。もちろんあの不況の中ちゃんと就職して自立している方は本当に努力されたはずですが。


ただ、そこで働かないというのも一つの選択肢だったのかなと思います。たとえ親のお金で生活することになっても、やりたくないことはやらないぞというのもまた一つの意見なのかなと思います。


まだまだ日本の労働環境には問題が多いような気がします。私は雇用の幅をなんとか広げたいなと今考えていて、そのキーになるのはやはりインターネットかなと思っています。


まだ何をすればいいのか全く分かりません。知識も人脈もありません。


でも何か日本の労働環境の改善に貢献したいと思っています。